無料の移行ガイド · 2026年9月26日更新
EAGLEからKiCadへ移行する方法と、移行後の確認。
EAGLEの原本を残し、コピーをKiCadで取り込んでから、移行後の基板と元の設計を照合します。KiCadでの取り込み手順、人による設計確認、BoardPortで比較できる範囲を説明します。
EAGLEからKiCadへの移行後は、何を確認しますか?
EAGLEの原本を保管し、コピーをKiCadで取り込み、編集前の初回取り込み版を保存します。元の接続、部品参照番号、外形、配線と照合し、KiCadの検査と製造用出力は別に確認します。基板を開けただけでは、移行後の確認は完了しません。
- 手元のファイルで手順を選ぶ
- KiCadの取り込み対象はEAGLEのXMLです。回路図と基板があれば組とプロジェクト・ライブラリを保管します。基板だけなら、欠けた回路図や回路上の確認を未解決として残します。古いバイナリのファイル名変更ではXMLになりません。
- BoardPortで追加できること
- EAGLE 9.6.2 XMLとKiCad 10.0のfile-format 20260206では、無料版で読込を確認し、有料版で定義した3比較とHTML・JSON出力を追加できます。BoardPortの対応条件と、KiCadの取り込み対応範囲は異なります。
- 残す確認記録
- 移行元・初回取り込み版、ソフトの版、取り込みメッセージ、未解決の指摘、次の確認作業を残します。BoardPortのルールでPASSでも、DRCや回路図と基板の対応確認は完了になりません。
作成:BoardPort Audit運営のSignal & Ship。製品の対応範囲は販売版の読込処理、架空の監査例、保存済みの公開実設計に照合し、移行手順にはKiCad 10.0の公式資料を併記しています。
Autodeskは2026年6月7日にEAGLEの販売・サポートを終了しました。設計を引き続き使うため、まず手元で扱えるファイルのコピーを確保します。 AutodeskのEAGLE案内
登録は不要です。チェックリストは記入前のテキストファイルです。無料適合確認は端末内で読み込み、基板を送信しません。移行前後の差分比較は行いません。
移行前
この .brd は、EAGLEのXML形式?
拡張子が .brd というだけでは、対応形式と判断できません。コピーを手元のテキストエディターで表示し、変更を保存せずに確認します。下は、この製品が想定する構造を省略して示した架空の例です。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<eagle version="9.6.2">
<drawing>
<board>
<!-- board data omitted -->
</board>
</drawing>
</eagle>- 読めるXMLタグがあり、eagle 要素の中の drawing に board があるか確認します。回路図やライブラリは別の入力です。
- eagle の version を読みます。例の 9.6.2 がEAGLEのバージョンで、冒頭のXML 1.0とは別です。BoardPortの対応範囲はEAGLE 9.6.2に固定しています。
- 文字を読めない、構造やバージョンが見つからない、値が違う場合は、BoardPortの対応未確認として止めます。バイナリ形式と別バージョンは製品の対象外です。拡張子やversionの文字を書き換えても変換にはなりません。
この目印だけでは、XML全体の妥当性やKiCadでの取り込み成功を保証できません。原本を保管し、コピーをKiCadで取り込んで .kicad_pcb として保存します。BoardPortは変換・修復をしません。
KiCadで取り込む
EAGLEの .brd・.sch をKiCadに取り込む手順
KiCad本体はEAGLE 6.x以降のXML形式プロジェクトを取り込めます。BoardPortのEAGLE 9.6.2固定の比較条件より広く、BoardPortの対象外でもKiCadで取り込めるファイルがあります。 KiCadのプロジェクト取り込み資料
- 作業用コピーを作る。 元のプロジェクト、ライブラリ、既存の製造用出力をまとめて保管します。別の保存先を用意し、取り込んだファイルを記録します。
- プロジェクト全体の場合: KiCadのプロジェクトマネージャーで File → Import Non-KiCad Project からEAGLEを選びます。同じ基本ファイル名の .sch と .brd をそろえ、保存先を選びます。
- 基板だけの場合: PCBエディターの File → Import → Non-KiCad Board File で、EAGLEの形式と .brd を選びます。レイヤー対応の画面が出たら確認し、.kicad_pcb として保存します。
メニュー名はKiCad 10.0の英語資料に基づきます。表示言語や版で表記が変わる場合があります。調整を始める前に、取り込み直後の保存版を残してください。 PCB取り込みの公式資料
KiCad 10.0のコマンドラインから取り込む場合
KiCad 10.0にはPCB取り込みコマンドもあります。下は新しい出力名と取り込みレポートを指定する例です。同じ出力名のない作業用フォルダーで、コピーを対象に実行します。
kicad-cli pcb import --format eagle \
--output imported.kicad_pcb \
--report-format json --report-file import-report.json \
source.brdこれはKiCadの取り込み機能です。取り込みレポートとBoardPortの比較レポートは別のものです。 KiCad 10.0 CLI公式資料
回路図・PCB・ライブラリ:移行するものを先に分ける
基板をKiCadで開けても、プロジェクト全体の移行が終わったとは限りません。手元のファイルを洗い出してから、該当する取り込み方を選びます。下はKiCad 10.0のプロジェクト資料に基づく作業確認表です。今回の記事作成では回路図・ライブラリの変換操作は実行していません。
| 手元にあるもの | 次に行うこと | 残す記録 |
|---|---|---|
| .sch + .brd | 同じ基本ファイル名をそろえ、プロジェクトマネージャーからEAGLEプロジェクトとして取り込みます。出力されたプロジェクトを開き、回路図と基板を組み合わせて確認します。 | 原本の組、取り込みメッセージ、.kicad_pro・.kicad_sch・.kicad_pcb。未解決の回路図と基板の対応を別に記録します。 |
| .brd のみ | PCBエディターで取り込みます。基板の確認を始められますが、失われた原回路図を復元する手順ではありません。 | 原基板、取り込み直後の保存版、ログ、未確認の回路上の項目。 |
| .sch のみ | KiCadはEAGLE XML回路図を回路図エディターの取り込み対象に挙げています。回路図として確認する作業を予定します。BoardPortで比較する基板の組はまだありません。 | 取り込んだ回路図、未解決のシンボル・接続、PCB作業前の確認項目。 |
| .lbr / 独自部品 | 原ライブラリを保管します。設計内のシンボル・フットプリントを開くことと、今後の編集で再利用できるライブラリを整備することを分けます。置き換える前に、ライブラリ名・パス・部品の割り当てを確認します。 | 元ライブラリ、意図したシンボル・フットプリントの対応、ローカルのライブラリ表、足りない外部資産。 |
KiCadは使用中のシンボル・フットプリントを回路図・基板ファイル内に保持し、重要な設計設定の一部を.kicad_proに保存します。設計全体を渡すときはプロジェクトファイルもそろえます。ライブラリのパスや3Dモデルの場所には環境変数が関係するため、別のPCで必要になる外部資産も記録します。 KiCad公式:プロジェクト取り込み・ファイル保管・パスとライブラリ
移行後に回路図からPCBへ変更を反映する前にコピーを残し、予定される部品の追加・削除・ネット変更を確認します。参照番号、ピンとパッド、フットプリントの対応で未確認のものを記録してください。BoardPortはこの関連付けを検証しないため、PCBのPASSだけではこの作業を完了にできません。
移行後
編集を続ける前に、5項目を確認する
- 移行元と移行先を残す。 元の .brd と、取り込み直後に保存した .kicad_pcb をそろえます。バージョンと取り込み日を控え、後の編集と区別します。
- 読込と対応範囲を確認する。 無料適合確認に2ファイルを指定し、未対応の要素と警告を記録します。読込成功と、移行差分の確認完了は別です。 無料適合確認を開く
- 接続と参照番号を見直す。 パッドとネットの対応、部品参照番号の増減を、設計意図と両方のファイルに照らします。下の架空例では U1 / 2 と U2 を確認します。
- 外形と配線を見直す。 KiCadで外形と配線を確認します。BoardPortの比較は定義した外形線のつながりと配線線分数の範囲で、線分数の一致は配線形状の一致を意味しません。
- 未確認の項目を残す。 DIFFとNOT CHECKEDごとに、次に確認することを残します。KiCadの検証、製造用出力の確認、人によるレビューは別に行います。
元ファイルから確認できる実設計の例
Pressure module:取り込み結果と、1か所の変更を追う
公開ライセンスのUCLA locomote Pressure moduleを使います。部品参照番号は5個、比較した接続付きパッドは8個。EAGLE原本、保存済みKiCad取り込み結果、2種類の全文レポートを、登録・購入なしで確認できます。
KiCad 10.0.6の取り込み記録は2026年8月31日21:42:40 UTC(日本時間9月1日)です。2026年9月13日に保存ファイルのハッシュを照合し、BoardPortのレポートを再計算しました。今回の記事作成ではKiCadの再取り込み、基板の製造、電気的な動作試験は行っていません。
| 定義済みの確認項目 | 保存済みの取り込み結果 | この結果だけでは分からないこと |
|---|---|---|
| パッド → ネット | PASS · 8組が一致 | 回路が電気的に正しいか、配線が物理的につながっているか。 |
| 部品参照番号 | PASS · PAD1, PAD2, PAD3, PAD4, U1 | フットプリント形状・値・向き・配置が一致しているか。 |
| 外形と配線層 | PASS · F.Cu: 12 · 7.854 × 5.512 mm · 4辺の閉じた外形 | 配線形状、クリアランス、銅箔厚、製造用出力が正しいか。 |
意図的な変更で、何を検出したか確かめます。 移行先の別コピーで、PAD2のパッド1だけをN$3からN$4へ変更しました。結果は2 PASS/1 DIFF/0 NOT CHECKED。部品参照番号と外形はPASSのままです。この変更版は検証用であり、KiCadの取り込み時に起きた不具合ではありません。
別フォルダーで、この例を確かめる
- 設計ファイル3件と、ライセンス表示を保存します: EAGLE .brd · 保存済みKiCad基板 · ネット1か所の変更版 · BSD-3-Clause.
- SHA-256を配布一覧と照合します。ハッシュは保存済みファイルの識別用であり、将来のKiCad出力が同じバイト列になる保証ではありません。 ファイル一覧・ハッシュ・出所
- 自分で取り込む場合は、下の出力名がまだ存在しないフォルダーでKiCadを実行します。この保存記録の環境と比べる場合は10.0.6を使い、新しい版での試行は別の結果として残します。
kicad-cli version
kicad-cli pcb import --format eagle \
--output my-import.kicad_pcb \
--report-format json --report-file my-import-log.json \
source.eagle-9.6.2.brd保存済みKiCadログは、フットプリント5、配線12、ビア0、ゾーン0、警告0、エラー0です。これは取り込みログであり、DRC結果ではありません。再取り込みでは識別子や保存形式の記述が変わる場合があるため、KiCadファイルの完全なバイト一致を必須にせず、設計と報告項目を比較します。 保存済みKiCadログ
KiCadで基板を開き、PAD2のパッド1を確認します。EAGLEのXMLではsignal N$3内のPAD2/1のcontactref、変更版KiCadのフットプリントではパッドのnet N$4を確認できます。差分を受け入れる・修正する前に原設計と照合してください。無料適合確認で読込を試せますが、差分の再計算は行いません。BoardPortの全文レポートを再生成するには製品が必要です。
無料適合確認で読込を試す · 再現手順を保存 · PASS JSON · DIFF JSON
出所:UCLA Networked & Embedded Systems Laboratoryのlocomote、commit 1e199a9。原設計はBSD-3-Clauseに基づき使用しています。KiCadファイルは変換した派生物で、変更版には上記の1か所の編集があります。原作者によるBoardPortの推奨を示すものではありません。この例には回路図・再利用ライブラリの取り込みや検証は含みません。 固定した原本の版 · 取り込み・利用許諾の記録
条件を変えた比較実測 · 2026年9月17日
PAD2を1 mm動かしても、3項目ともPASSになる
ネット名の一致だけでは、配置の一致は分かりません。Signal & Shipは公開ライセンスのPressure moduleの3条件を、変更していないBoardPortエンジンで再比較しました。PAD2のパッド1をN$3からN$4へ変えると1 DIFF。PAD2のX座標だけを1.143から2.143 mmへ動かすと、保存済み取り込み版と同じ3 PASSでした。比較ルールの限界を確認した実測であり、KiCadのDRC結果ではありません。
| 同じEAGLE原本と比較した入力 | PAD2 / 1のネット | PAD2 X / Y (mm) | PASS / DIFF / NOT CHECKED | 生の結果 |
|---|---|---|---|---|
| A · 保存済み取り込み版 | N$3 | 1.143 / −1.016 | 3 / 0 / 0 | A JSON |
| B · ネット1か所を変更 | N$4 | 1.143 / −1.016 | 2 / 1 / 0 | B JSON |
| C · 配置を1 mm変更 | N$3 | 2.143 / −1.016 | 3 / 0 / 0 | C JSON |
AとCの指摘内容は同一です。パッドとネット8組、参照番号5個、F.Cuの配線線分12本、4辺・7.854 × 5.512 mmの外形が一致しました。配置の編集は1バイトだけで、配線形状は変更していません。BoardPortは部品座標を比較しません。NOT CHECKEDが0という表示は対応する3ルールを実行できた意味であり、基板の全要素を確認した意味ではありません。
編集を再現し、根拠を確かめる
- 新しいフォルダーに保存済みKiCadファイルとライセンスを置き、原本は変更せず残します。取り込みの記録は2026年8月31日のKiCad 10.0.6で、今回の実験時の取り込みではありません。 KiCad A · BSD-3-Clause
- 参照番号PAD2、UUID 2be6bf36-1879-4222-b6ec-8e6e9ea9ece3の部品を探します。コピー側で外側の(at 1.143 -1.016)を(at 2.143 -1.016)へ変更し、パッドや文字の相対座標は変えません。配布するPython補助スクリプトでも再現でき、入力SHA-256を照合し、出力済みファイルを上書きしません。 編集用補助スクリプト
- 編集後のSHA-256を一覧と照合し、Cのレポートを読みます。比較の再計算は有料BoardPort製品で、同じEAGLE原本と各KiCad版を指定します。全入力・結果の閲覧と編集の再現は無料です。無料適合確認は読込だけを確認します。 ハッシュ・版・厳密な置換箇所
EAGLE · KiCad B:ネット変更 · KiCad C:配置変更 · 方法と限界を保存
製造前の判断にどう使うか
ネットのDIFFが出たら、まずPAD2/1を特定し、原設計から意図したネットを確認します。PASSでもレビュー対象のKiCadプロジェクトで部品位置と配線を確認します。プロジェクト・ルールの版を記録し、該当するゾーンを再充填してDRCを実行し、実際の指摘を調べ、製造用出力を確認します。これらの結果は今回の比較結果から推定しません。
対象は意図的に編集した1設計です。KiCad取り込み不具合、顧客の成果、検出率を示す結果ではありません。1か所の編集に限定するため保存済みgeneratorヘッダーを維持していますが、新しいKiCad実行を意味しません。今回はKiCad取り込み・GUI・DRC、回路図検査、ガーバー生成、製造、電気的試験を実行していません。BoardPort 0.1.0-rc.1と、一覧に記載した変更していないエンジン・ルールを使用しました。原作者によるBoardPortの推奨ではありません。
編集方法の根拠:KiCadのファイル形式資料はatを位置・回転、寸法をmm単位と定義しています。これは編集の解釈の根拠であり、上のレポートが比較処理を実行した根拠です。 KiCadの位置表記
以下の3種類の簡略例で使うのはBoardPortが作成した架空の入力です。出力と再現性を示すもので、お客様の基板での精度を保証しません。基板ファイルをアップロードする必要はありません。
移行後のDRC:原本との比較も残す
取り込みログ、BoardPortの差分比較、KiCadのDRCは確認内容が異なります。原本と取り込み直後の版を保管し、プロジェクト・独自ルールをそろえたレビュー用コピーで、意図した積層・ネットクラス・クリアランスが引き継がれたか確認します。
DRCの実行例と、未接続・クリアランス・ゾーンの切り分けへ · 回路図から製造出力までの確認リストへ
指摘ごとに両方の設計で参照番号・パッドとネット・層を特定し、原設計の意図した接続を残します。DRCの指摘ゼロはEAGLE原本の保存性を証明せず、BoardPortも定義した3ルールの範囲だけを比較します。
公開Pressure moduleの保存済み取り込みログはゾーン0です。BoardPortの比較結果はDRCや製造検証の実績ではありません。その後の別検証ではKiCad 10.0.6で配線幅1件を変更して再実行し、指摘1件の解消と18件の残存を確認しました。この基板単体の例も、ゾーン再充填による修復・回路図との対応・製造への受け入れを示すものではありません。
記入済みの実例 · 2026年9月22日
1件を確認済み、18件を未解決として残す記入例
公開Pressure module例をKiCad CLI 10.0.6で再実行しました。1本の配線幅を0.1524から0.2 mmへ変え、既定ルールの指摘1件だけが消えました。19件から18件となり、新規指摘は0。記入済み記録には入力ハッシュ・版・生レポート・残る18件すべてと「製造へ進めない」判断を残しています。
確認済みにしたのは、その指摘1件だけです。0.2 mmは一律の製造条件ではありません。無効な5ルール、未提供の回路図・プロジェクト設定、意図した製造条件は未確認のままです。初回取り込みのBoardPort PASSを、後で編集した基板の結果へ流用していません。
- 記入例を開き、対象の版を生レポートと合わせます。未解決の各項目には種類・要素UUID・場所を残しています。 記入済み記録を読む · 生のDRC JSON
- 実例を手元に保存します。自分の設計には空欄の雛形を別名で保存し、自分のファイルに基づいて記入してください。実例の「確認済み」をコピーしません。 空欄の雛形を保存
- 未解決の項目ごとに担当と次の確認を決めます。次の編集後はDRCと出力を作り直し、以前の記録は履歴として残します。 同じ基板の出力と判断を確認する
登録・アップロード不要の無料実例です。保存した実行結果に基づきAIを用いて作成しました。顧客の成果や製造承認を示す記録ではありません。
無料の確認記録 · 登録不要
版・根拠・次の確認を、自分の記録に残す
根拠を確認してから記入します。公開例を読む練習なら、最初の欄にそう記入してください。自分の設計では自分のファイルと結果を使い、公開例の「確認済み」を引き継ぎません。
取り込みログ、定義した3ルールの比較、DRC、製造確認は別の結果です。旧版のPASSを編集後の基板へ流用しません。
HOLD — 記入や保存で製造が承認されることはありません。実施していない検査は未確認のまま残します。
- 元ファイル・全文レポートへ戻る · 公開の記入例を読む. 同じページ内のリンクでは入力を保持します。「確認記録を書く」のリンクで戻れます。
- 対象の版・根拠・残る確認を記入します。必須とした欄が空なら、記録も下書き・未確認として残ります。
- 下の記録を読み返し、コピーまたはテキストファイルの保存を行います。どちらも検査の実行ではありません。
この記録欄は入力内容を送信・自動保存しません。再読み込み・言語変更・ページを離れる前にコピーまたは保存してください。公開記事や根拠ファイルは変更されません。
残す記録を確認する
下書き:必須の7項目が未入力です。
無料でメモを残す欄です。基板のアップロード・比較、KiCad DRCの実行、Gerberの検査、有料BoardPortのレポート生成は行いません。
比較できるファイルの条件
この版はEAGLE 9.6.2のXML形式 .brd と、KiCad 10.0形式の .kicad_pcb(10.0.6で検証)を比較します。先にKiCadで取り込んでください。BoardPortは変換・修復をしません。回路図とその他のバージョンは対象外です。
架空の例で、3つの差分を読む
| 確認項目 | 意図的に作った差分 | 次に確かめること |
|---|---|---|
| パッドとネットの対応 | U1 / 2: VCC → GND | 設計意図と、移行前後の接続割り当てを確認する。 |
| 部品参照番号の一覧 | 移行先だけにU2がある。 | 追加された参照番号が意図したものか確認する。 |
| 基板外形と配線層 | 正規化した基板外形が一致しない。 | 外形と、表示された比較範囲を確認する。 |
DIFFは違いを調べるための印であり、自動的な不具合判定ではありません。この例は、KiCadの通常の取り込みでこれらの変更が生じると主張するものではありません。
3種類の結果を、無料で確かめる
表示する例を選んでください。登録や基板ファイルの準備は不要です。
例を選ぶと、結果の意味とレポートへのリンクを表示します。
JSONの1項目を、確認する作業へつなげる
BoardPort作成の架空入力から生成した既存JSONの抜粋です。PAD_NET_MAPPINGは、U1のパッド2のネット変更と、移行先だけにあるU2のパッド1を検出しています。あなたの基板での検出精度や、通常のKiCad取り込みの挙動を示す例ではありません。
{
"checkId": "PAD_NET_MAPPING",
"status": "DIFF",
"summary": "2 pad-to-net difference(s) require review.",
"details": [
"Net changed: U1 pad 2 · EAGLE=VCC · KiCad=GND",
"Destination-only pad mapping: U2 pad 1 → GND"
]
}DIFFは「差分の確認が必要」という意味です。両方のファイルと回路の意図を照合し、変更が意図したものか、修正する必要があるか、まだ判断できないかを記録します。同じルール内に2件の詳細がありますが、集計上はPAD_NET_MAPPINGの1項目がDIFFです。
EAGLEからKiCadへの移行でよくある疑問
古いバイナリ形式のEAGLE .brdを直接取り込めますか?
KiCadの取り込み対象はEAGLEのXML形式で、古いバイナリ形式は含まれません。原本を保管し、その形式を読める正規のソフトでXML形式を確保してください。ファイル名やversionの書き換えで対応させようとしないでください。BoardPortの無料チェックはバイナリを変換しません。
KiCadでは開けるのに、BoardPortで対象外になるのはなぜですか?
KiCadの取り込み対応とBoardPortの比較対応は異なります。この版はEAGLE 9.6.2 XMLとKiCad 10.0のfile-format 20260206が対象で、サイズと読込の制約もあります。別の入力はKiCad側の手順で確認し、この版の購入で対応範囲が広がるとは考えないでください。
無料適合確認で移行前後の差分も分かりますか?
無料版は、2ファイルが販売版の条件で読めるかと、判別できる制約を確認します。有料の3つの比較ルールは実行しません。購入を考える前に、無料の架空レポート例でPASS・DIFF・NOT CHECKEDの表示を確認できます。 サンプルレポートを見る
移行の確認記録として何を残すとよいですか?
EAGLEの原本、KiCadへの初回取り込み、ソフトの版、取り込みレポート、DRCの指摘、見直した差分を残します。未解決の項目には場所・次の確認・判断を記録します。対応する2ファイルにはBoardPortのHTML・JSONレポートも追加できます。記入用チェックリストは購入せずに使えます。
未確認を残して、既存の検証と組み合わせる
PASSは定義したルールで一致した意味です。NOT CHECKEDは未対応・曖昧・欠落・解析不能などで比較できない意味で、PASSには数えません。KiCadの検証、製造用出力の確認、人による設計レビューは別に行います。
BoardPortは3つのルールの範囲で、正規化したネット名、部品参照番号、正規化した外形線のつながり、配線線分数を比較します。電気的動作、安全性、ERC/DRC、ガーバー一致、製造可能性は認証しません。
2026年9月9日に確認した参照資料:KiCad project manager · KiCad PCB Editor · KiCad CLI · Autodesk EAGLE FAQ
自分の基板に使う前に、対応条件を確認する
購入版は対応する基板ファイルを端末内で読み、HTML・JSONのレポートを保存できます。対応環境:macOS 26.6.2 with Google Chrome 152.0.7977.66。1ファイル16 MiB・合計32 MiB・1回30秒までです。
国内向け商品の対象は、日本の法人・業務目的の個人事業主です。総額US$79を米ドルで一度だけ支払い、税の別途加算・適格請求書の発行はありません。米国・英国・オーストラリアの事業者には、US$79+適用税の海外向け商品があります。ソフトとレポートは英語です。購入前に納品・返金条件も確認してください。
根拠・適用範囲と記事の更新履歴
9月22日に、保存済みKiCad 10.0のプロジェクト資料(9月11日取得)とCLI・入門資料(9月17日取得)、販売版の読込処理と公開例のレポートを再照合しました。この日に公式ページを再取得したものではありません。今回の出力例のコマンドは、インストール済みKiCad 10.0.6で実行しています。
- EAGLE 6.x以降のXML取り込み、同名.sch/.brd、プロジェクト保管・外部ライブラリ:KiCadプロジェクト公式資料. BoardPortの対応条件はこれより狭い固定範囲です。
- BoardPort 0.1.0-rc.1:EAGLE 9.6.2とKiCad generator 10.0 / format 20260206。パッドとネット・参照番号の一覧・正規化した直線外形・配線線分数が比較対象。HTML/JSONには入力ハッシュと範囲を記録。入力ファイルと全文レポート · この比較が検出しない位置変更の実例
- DRCのオプション・終了コード・出力コマンド:KiCad 10.0 CLI公式資料. プロジェクト確認・ルール・ゾーン充填・出力層の選び方:KiCad 10.0公式入門.
上の対応表は、先に行った確認の記録です。そこで未確認としていた全層表示は、その後、同じ9入力のGerbonara表示で別途確認しました。元記録は保持し、ネイティブGerbViewでのドリル重ね合わせと製造受け入れは未確認のままです。 後続の表示確認と制限を読む · 追加記録:入力ハッシュと表示範囲(JSON)
この記事で変えたこと
- — 旧根拠表から後続のGerbonara表示確認と制限へ進める説明を追加。新しいDRC実行・表示実験・製造承認を示すものではありません。
- — 日英の編集可能な確認記録を追加。参照記事・入力版・根拠・未解決・HOLDの境界を、コピー・保存する記録へ残します。空欄は未確認のままで、記入を検査の実施とはみなしません。
- — 確認済み1件と未解決18件を対象ファイルにつなぐ記入済み記録を追加。主要な技術説明の根拠を再照合。同じ版の出力実例と、残る確認へ進む経路を追加。
- — DRC 19→18の実行例と再現手順を追加。無効な5ルール、未提供の回路図・プロジェクトという条件も明記。
作成:Signal & Ship(AI支援)。訂正の際は、記事の箇所・対象ファイルと版・根拠を添えてください。訂正の連絡先